電話する WEB予約
WEB予約
東京都江東区東雲1-5-19 AIP25豊洲ビル4F
TEL.03-6228-2377

骨粗しょう症 OSTEOPOROSIS

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症は、骨の密度が低下し、骨自体が脆くなる疾患です。骨粗しょう症は骨折のリスクを高めるため、特にご高齢の方の場合では深刻な健康問題となることがあります。

骨は常に新しい骨が形成され、古い骨が吸収される過程(骨のリモデリングといいます)を繰り返しています。骨粗しょう症はこのバランスが崩れ、骨の吸収が骨の形成を上回る結果、発症します。骨の密度を測定する検査(DEXAスキャン)で診断が行われます。

骨粗しょう症の原因

骨粗しょう症の主な原因として、以下のものが挙げられます。

加齢

加齢による骨のリモデリングのバランスの崩れ。

ホルモンの変動

女性の閉経後のエストロゲンの低下。

栄養不足

特にカルシウムやビタミンDの不足。

ライフスタイル

喫煙や過度なアルコールおよびカフェインの摂取、運動不足など。

特定の疾患や薬

ステロイド薬の長期使用、甲状腺疾患、腎疾患など。

骨粗しょう症の主な症状

初期の骨粗しょう症は特に症状が現れないことが多いですが、進行すると次のような症状が現れます。

骨折

特に手首、腰椎、大腿骨の頸部が折れやすくなります。

背の低下

脊椎の圧迫骨折により背が低くなることがあります。

猫背

脊椎の骨折により猫背となることがあります。

背中や腰の痛み

骨折や骨の微細なダメージによる痛みができることがあります。

骨粗しょう症の治療法

骨粗しょう症の治療の目的は、骨の密度を保持または向上させ、骨折のリスクを減少させることです。以下が主な治療法です。

ビスホスホネート薬

アレンドロネート、リセドロネートなど。骨の吸収を抑えます。

ホルモン補充療法

閉経後の女性に用いられることがありますが、長期使用は避けます。

SERMs (選択的エストロゲン受容体調節薬)

ラロキシフェンなど。

カルシウムとビタミンDのサプリメント

骨の健康をサポートします。

運動

ウェイトベアリングエクササイズが骨の健康に有効です。

当院では骨粗しょう症の症状や病状の進行程度に応じて、上記治療のうち、患者様に合わせたオーダーメイドの骨粗しょう症治療を行っております。